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【第74回/お気に入りのレシピ】

子供の頃から今に至るまで、卵料理は基本的にすべて好きなのです。

無難なところで目玉焼き。
その時にあればベーコンやハムを敷く。
味付けは醤油だけでOK。
これで白飯を食べる時、その予算や手間暇からは考えられない幸福感。

もちろん、茹で卵だって大好物。
今や当たり前の「ラーメン味玉乗せ」を最初に食べた時の感動、忘れられません。
そこまで凝らずとも、通常の白い茹で卵だって塩が少々あればそのままガブリ。
そして、和食党の私が、何故か定期的に食べたくなるのが卵サンドイッチ。
この時だけは、日頃使わないマヨネーズが欲しくなります。

さて、そんな私が今ハマッている、とっておきのレシピを大公開。

卵はそのまま生卵。
白飯は少な目で、茶碗に半分ほどを熱々で用意。
そして、ここからが勝負。

まず、刻み海苔。
ざるそばに乗ってるような、シンプルなやつを。
鰹粉。
一部のラーメン屋で使い放題のコレ、意外と安いのです。
刻みねぎ。
安価で手軽な乾燥葱でも十分ですが、これはお好みで。
おくら。
このネバネバ感が、全体を包みます。
わさび。
私は、これを多めに入れるのが好みです。

そして仕上げの醤油は、是非とも最初、少な目に入れてください。
薬味全体からにじみ出る香りは、それだけで卵とご飯を十分に引き立てます。

もう、こうして文章にしているだけで、口の中には唾液がじわ~っと沸いてきます。
旨くて安くて簡単、しかもヘルシー感あふれるオリジナル卵かけご飯は、朝食にピッタリ。
ぜひ一度ご賞味あれ~。

2016/10/01 杜哲也


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